教材の説明

これは秘訣ではありません！

この教材は1時間53分の超大作です！

ですが、

この教材は秘訣をお教えするものではありません。

これまで野球界に伝わってきた基本をお教えするものです。

1871年に日本に伝わったとされる野球。

その野球界で内野を守ってきた選手たちが経験してきたこと。

その経験から内野守備の基本が出来ていきました。

それと同時に道具も進化し、

様々な国の理論も入ってきて、

ああでもない、こうでもないと改良され、

今の基本があるわけです。

守備が上手くならないのは、
守備の事を何も知らないから。

あるコラムに高卒１年目から大活躍した
内野手に対して、こんな事が書かれていました。

あの選手は確かにうまいけど、
一番の欠点は基本に忠実すぎること。
おそらく、少年野球からゴロの捕球は
ボールの正面でグラブを下から出せと
徹底的に教えられていたんだろう。

だから、

日本人はメジャーで通用しないんだ。

と。

一見、納得するような意見ですが、
この考え方が選手を成長させないのです。

なぜなら、

この考え方はバックハンドで捕ることは
基本ではないと言っているからです。

しかし、今の時代、

バックハンドで捕ることは基本の１つです。

そういう事を知らずに内野を守っていると、
残念ながら時代に取り残されていくでしょう。

ところで・・・

守備の基本とは何でしょうか？

この質問の答えを考えてみて下さい。

・・・

守備の基本。

それは、

アウトにする事です。

ですから、守備の基本を学ぶというのは、
アウトにする確率を高める方法を学ぶという事です。

ところが・・・

最近の子供たちの守備には
基になってるものがありません。

これは様々な国の野球の情報が
入りやすくなってきたからかもしれませんが、

多くの子供たちが、

ハンドリングを鍛えたり、

スピードを上げようとしたり、

アジリティを高めようとしたり、

クイックネスを鍛えてみたり、

肩を強くしようとしたり、

体を大きくしようとしたりします。

これらはもちろん大事です。

大事なんですが、
少し想像してみて下さい。

体が大きくて、

肩も強くて、

スピードがある。

そういう選手に内野を守らせても、
全く使い物にならないですよね？

それが内野守備の難しいところなわけです。

では、

なぜ使い物にならないんでしょうか？

それは、

基になってるものがないからです。

ですから、

内野手を育成しようと思ったら、
まずは基になるものを作らなければいけないのです。

ですから、

まずは、基となるものを作って下さい！

前川 宏文（元三菱自動車京都　社会人野球選手） 高校時代には２年生エースとして北嵯峨高校を初めての甲子園出場に導き、甲子園でも 大活躍をして、ベスト８進出の立役者となった。 卒業後は三菱自動車京都の選手として都市対抗に４回（うち補強選手として１回）、 日本選手権に４回出場。また、1995年の日本選手権では準優勝という成績に大きく 貢献した。 また、内野手として地区のベストナイン賞を５度も受賞するなど一時代を築いた 社会人野球の名内野手である。